例えばこの先、黄金の壁の力によって地球が守られたとしても
あの巨人が他の物を壊してしまえばその瞬間に地球もおわる。
世界の終わり≠地球の終わり
それなら先にさっさと潰してしまった方がいいんじゃない?
なんて、軽い事を私は飴をなめながら答えるのだ。
いつだってそうだ、たとえ話はあくまで仮定の話。
しかし仮定であるからといって実現しないわけではない。
実現し得る最悪は回避するよりぶち壊した方が楽しい。
後悔なんてどうせするもんなんだから、
それでも前には進まなくちゃいけなんだから、
最低限の私らしさを持って全てにぶつかって行こう。
最後の最後に少しでも今の自分を誇れるように
止まってる暇もないくらい楽しい日々を作り上げてしまえ。
だから私は平々凡々な、この世界にさよならする。
せめて、
せめて最後になるとしても。
ごめんなさいを言いに行きたい。
一緒にあそぼって言いたい。
パジャマパーティーしたりとか、
好きな人のことを嬉しそうに話すあなたをによによ眺めて
「ちくしょうリア充爆発しろ」と口では言いながら
ずっとずっと幸せでいてって願い続ける。
ああ、そうだ、一年前より私、恋する乙女になったんだ。
また、話したいな。最後の最後でかまわないから。
そんな事言ってるときっと笑われるんだ。
とても悲しく、笑われるんだ。
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