『さて、と。ようやくブログもオープンしたし』
『ここはひとつ、ボクが一人語りでもして視聴者を楽しませようか』
『そうそう、もうすぐクロノス大祭だってね』
『話によれば金の砂と白い雪が降って』
『時計からは「幸せな恋人たち人形」や「愉快な楽隊人形」!』
『ロマンチックだねぇ、そんなシチュエーション』
『あ、続き読むかい?不快な思いさせるよ』
『どうしてなんでもかんでも恋人たちの祭りにするんだろうねぇ』
『シチュエーションに甘く浸れるのはさ』
『所詮互いを想い合う連中だけだろう?』
『可哀想な一方通行な連中はこの日のために準備して』
『見るも無惨に玉砕したら、棘の餌になるんだぜ?』
『世間一般の幸福な連中なんて所詮一握り』
『他大多数の不幸な連中のことなんざ考えてないんじゃない?』
『用意された祭りを大いに楽しむのも結構だが、』
『最後に働かされるのってボクたちエンドブレイカーだろ?』
『だとしたら一部の人間が損しすぎじゃない?』
『面白おかしく嫉妬に狂う振りをするんじゃなく』
『純然たる憎悪から生まれる嫉妬に狂う奴等がさ』
『可哀想に棘の力に取り込まれることもなく』
『己の感情を表に出して周りから弾き出される憐れな連中』
『楽しめもしない祭りを嫌でも目の当たりにして』
『本音の文句でも言えば気違いだの言われてさぞかしご不満だろうねぇ』
『ボクはそういうの見るの大好きだよ!』
『ま、そんなやつほど幸福になりたいとか甘いこと言うんだけどね』
『そんなに幸せになりたいなら身近な幸福ひとつくらい探せばいいのさ』
『見ようとしてないだけで分かりやすいところに道はあるんだから』
『ふう!こんなところでいいかな?』
『いやいや意外と一人語りって難しいねぇ』
『誰にとか示さずに万人向けに語るのは骨が折れるよ』
『是非とも次回はもっとフランクにジョークも交えた』
『愉快なトークがしたいものだよ』
『それじゃあ!まったね~♪』
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